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「ふぅ~…助かったぜ…。ありがとう悠利…愛でてやる!」
「…刹那…。」
悠里がそう呟くと刹那は指をポキポキと鳴らしだす。
修羅のようなオーラを纏い、剛に詰め寄る。
「嘘っ!嘘です!」
「…冗談も程々にしろ…。」
悠里は何時もの事だが、剛のふざけた態度に呆れ返っていた。
「悪りぃ悪りぃ!…そういえば今日、転校生がくるらしいぞ?」
「「転校生!?」」
二人が驚いたのも無理はない…今の季節は秋の10月…普通なら新学期などが常識…よっぽどの理由が在るのだろう。
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