始まりの鐘が鳴る

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「勿体ねぇな…刹那だったら絶対に落とせると思ったのによ…そしたらアイツの後を追って、弱みを見つけてやろうと思ったのに…。」 「そしたら僕が剛がホモだって事、学校中に言ってあげるから」 「たっ…頼む悠利!それだけは……って!俺はホモじゃねぇぇええ!」 「大丈夫!もう学校の皆、知ってるから!」 「うそぉぉぉん!?」 刹那が眠った後でも二人の会話は絶え間なく続いた…。 ―またこの夢だ…学校で寝てる時くらい勘弁してくれよ… 昨日見た夢と全く同じ夢… でも刹那はいつもと夢の光景が違うことに気付く…。
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