始まりの鐘が鳴る

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刹那は冷蔵庫からバターとジャムを取り出し、パンに塗り口に運ぶ。 「苦っ!…まぁ勿体無いから食うか…」 刹那は二枚のパンを時間を掛けてゆっくりと食べる。 食べ終わった皿を流し台に置き、ふと時間を見ると時間は8時ピッタリを指していた 「ゆっくり行けば丁度いいくらいか…。」 そう言うと刹那は鞄を持ち、部屋を出る。 玄関で靴を履きのドアを開けと、そこに見慣れた男が立っていた。 「よっ!」 刹那は男の顔を見るとそう言って軽く右手を上げ挨拶をする 「おはよう」 挨拶された男も軽く右手を上げ挨拶する
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