~プロローグ~

4/12
前へ
/173ページ
次へ
「『あたしのせい』なんて言うんじゃない! この世の中にはお前の力を必要としている者が必ずいる。 その人の為にその力を使うんだ! いいな?」 父は大きな手で少女の頭を撫でた。 「ゴチャゴチャウルサイ!」 しびれをきらし魚人一味が少女をめがけて攻撃してきた。 「チッ! 生きろ! 愛流! 物理転送!」 父は少女に魔法をかけた。 「パパァ!!」 カッ! 辺りいちめん眩い光が包み込む。 父の魔法により少女はその光の中へと消えていった。
/173ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加