龍を追って

12/12
前へ
/243ページ
次へ
炎斬「ふう…まさかお前があの呪文を使えるとはな」 炎斬は溜め息を尽きながら言った。 事件が起こって三日目、未だにグウェートはギルドで任務をこなしていた。 そこへ、マスターが入って来る。 マスター「今日は帝全員が集まる会議があり、新しい帝の誕生を他の帝に伝えなければなりません。」 スケジュール表に勝手に書き込まれる。 炎斬「新しい全帝も決めないとな」 マスター「と言うか、君の属性をまだ見てないね…。 アーム・サブジェクト!」 グウェートの体の周りに気のような物が出て来る。 グウェート「……銀?」 マスター「……無属性で、特別属性が【龍】ですか。 龍は龍人族しか持ち得ない属性。 つまり、使えば龍人族だとバレてしまう、ということです」
/243ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4246人が本棚に入れています
本棚に追加