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暫くすると、堅い甲羅を持つ巨大亀が現れる。
ﾀｰﾐｯｸ･ﾀｰﾄﾙ、A2ﾗﾝｸだ。
攻撃力は殆ど無いが、その守りは鉄壁で、一般人には倒すのは不可能だと言われている。
血に飢えたような目でこちらを見てくるﾀｰﾐｯｸ･ﾀｰﾄﾙ。
ｸﾞｳｪｰﾄは周りに巣などが無いことを確認してから、魔法を唱えた。
「ﾌﾟﾛﾐﾈﾝｽ･ﾎﾞｰﾙ！」
上級魔法の火球が出来上がり、ﾀｰﾐｯｸ･ﾀｰﾄﾙに直撃した。
しかし、堅い甲羅の前には手が出ない。
ﾀｰﾐｯｸ「ｼｭｱｱｲ」
いきなり、氷の息を吹いてくる。
それを素早く避けたが、足に当たってしまった。
ｸﾞｳｪｰﾄ「く…一気に方をつけるか。
ﾀﾞｰｸｴﾅｼﾞｰ･ﾌﾞﾗｯｸﾎｰﾙ！」
黒く歪んだ空間が現れ、ﾀｰﾐｯｸ･ﾀｰﾄﾙを一瞬で飲み込んだ…。
すると、ｷﾞﾙﾄﾞｶｰﾄﾞが突然金色になり数値が刻まれる。
【96900】
ｸﾞｳｪｰﾄ「たった一回の仕事でこんなに貯まるとは…」
ｸﾞｳｪｰﾄは手帳に書かれていた
【魔平原のAﾗﾝｸ以上のモンスターを討伐】
を千切り、次のものを見る。
【死核の山に現れた巨大ゴーレムを討伐せよ】
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