アルメディア学園

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???「お前が転入生か?」 廊下で男の先生が待っていた。 グウェート「そうですけど…」 アラン「俺はアラン、お前の担任だ。 …早く行くぞ、もう時間が無い。」 廊下には沢山の宝珠が飾られていた。 マルティア家のエメラルド、シークランド家のルビー。 更に先に行くと、金色に輝くトパーズ、透明のクリスタルがあった。 スコーピウス家とウェーラス家のものだろう。 空中を何か不思議な箱が飛んでいる…。 アラン「金貨の箱か。 俺も金貨を簡単に手に入れてえな。」 この世界にはギルドポイントなるものの他に、通常に使われる通貨がある。 ギルドポイントはお金ともなるが、今までの総ギルドポイントでランクが決まるのだ。 そして正式な通貨が、ミレニアム金貨、バセアン銀貨、クル銅貨、ペンス硬貨だ。 硬貨10=銅貨1 銅貨100=銀貨1だ。 銀貨10=金貨1となる。 硬貨一枚が百円だと思えばよい。 アラン「職員は給料が7バセアン程。 ギルドマスターランクになると月に3000ミレニアムは稼いでるらしいからな~。 …その金貨の箱は、時々学園内に稀に出没する金貨を詰めた箱だ。 銀貨、銅貨もある。 主に学園長が仕掛けたものだ。」 アランは金貨の箱をひっつかみ、中身をみた。 顔が喜びに包まれる。 アラン「1・2・3…4、5!五枚も金貨が入ってたぜ。今月は遊び放題だぜ。 ま、賞金稼ぎの為に廊下をうろつく奴もいるがな」 簡単に言うが、5ミレニアムと言えば5000000円のようなものだ。 (因みにこの後予算会にて廃止された)
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