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グウェート「へ?」
フローラ「(覚えていないの?)いえ、何でも…」
アラン「じゃあグウェートはそのフローラ嬢の横の席に座ってくれ。
…今日は特に何も無いが、明日は魔武器を召還する。
シェア、魔武器について説明しろ。」
シェアと呼ばれた男が立ち上がり、面倒くさそうに喋り始めた。
シェア「魔武器は個々それぞれが違うものです。
魔武器の核となるのは魔鉱石と呼ばれるもので、それは魔力を込めることのできる特殊な石を指しています。
我々学園生レベルでは月鉱石、ギルドランクでミスリル鉱石、トップクラスではオリハルコン鉱石と大体なります。
魔武器は魔力を流すことにより作り出せますが、武器以外のものも出来ます。」
アラン「有難う…では、次に魔物についイフォルマに説明してもらおう」
イフォルマ「面倒くさいな…何だい、こんな簡単な問題を僕に?
…馬鹿馬鹿しい…おい転入生、代わりにやれ!」
アラン「こら!」
それでもグウェートは立ち上がり、説明し始めた。
グウェート「魔物は凶暴括残忍な者もいれば、人間と親しくしようとする者もいる。
ランクはF1から始まり、Z3、Xまでいる。
Zランクを持つのは魔王クラスだとも言われているが、変異種というものが存在する。
例えばカイザーアックスのランクはA1だが、変異種はカイザーアックス:EXとなっており、S2ぐらいの実力を備える。
又、魔物によっては効かない属性の呪文もあるから注意が必要だ。」
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