…04…

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 『た……ぐち。   お前…何……した?』 薄れゆく意識の中…。 微かに絞り出せる声で、俺は田口に懸命に問い掛る。 田口は今にも泣き出しそうな声で呟いた。  『やっぱり…     君だったんだね……』 -……意味が分かんねぇ。  やっぱり君って……何なんだよ…。  『ごめんね…亀梨君』 そう言って涙を流す田口。  『仁を…   仁を連れて行かないでっっっ!!』 倒れ込む俺を懸命に抱き抱える亀。 その手が…その腕が… 小刻みに震えていたのを、力の入らない身体で感じながら…… 俺は…意識を手放した……-。  
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