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 ‘俺ら…ずっとずっと親友でいような’ そう笑顔で語るお前を、俺は傷付けたくなかった。  ‘そうだな…ずっと親友でいよう’ -………嘘。 親友でなんかいれる訳ねーじゃん。 だって………愛してるんだから。 俺はもう…そんなんじゃ満足出来ねぇんだよ。 お前の全てを手に入れたい。 心も身体も全部…全部…。 でもさ…俺はお前に笑ってて欲しい。 俺の大好きな笑顔で、ずっとずっと笑って欲しいから… だから、この想いに蓋をしてしまおう。 お前を汚してしまうその前に。 全部流してしまうんだ。 「歪んだ想い」も「汚れた俺」も。  『……イッ……ッ……』 力任せにひいてみる。 傷みと共に流れだした…‘紅’。 滴り落ちる‘紅’と一緒に全部全部流れてしまえ…。  『……かず…や……』 -ずっと…ずっと愛してるよ-。 永遠に……。  
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