起点

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また28年が過ぎた、新たな神の申し子が旅立つ‥‥  神暦363年──マリスナン王都 王室 女王『もうすぐ、ですね』 クローディア姫『‥‥今回で13回目ですか?』  女王『そうです』  クローディア姫『お母様ハーメルに行かせてもらえませんか?』 女王『何故です?』 クローディア姫『この目で見ておきたいんです』 女王『‥‥わかりました。ですが、姫であると知られてはいけません。学校に行くときと同じようにして行きなさい』 クローディア姫『ありがとうございます』 (この国にはなにかある‥‥お母様は教えて下さらない‥‥自分で確かめるしかない‥‥) マリスナン──ハーメル  ケーラ村長『サクリファイス、こちらへ‥‥』 サクリファイス『なんですか?』 ケーラ村長『貴方に色んな事を教えもうすぐ10年が立ちます。15の誕生日には‥‥わかってると思いますが、旅立ってもらいます。ですから、準備をしておきなさい。』 サクリファイス『はい、』 誕生日1週間前  村人『村長!!サクリファイス様の護衛がっ!!』 村長『来たのか?』 村長『いえっ、護衛の人達がここに来る途中悪魔に会い‥‥亡くなりました』 村長『亡くなったか‥‥』 †
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