38人が本棚に入れています
本棚に追加
/26ページ
「……た、たぐち!…」
手を振り小さい声で田口を呼ぶ中丸と聖。
ヘ~、今日は二人で協力するわけだ。
田口は喧嘩してる二人にわからないように、静かにその場を離れ、二人の場所に向かう。
「お疲れ。本当にアイツら毎日飽きもせず喧嘩するよな。別に喧嘩しても構わないけど、人の側ですんなって話だよな」
「まぁね」
呆れた口調の聖に苦笑しながら答える田口。
「田口、怖くなかったか?」
中丸は頭を撫でながら言う
「ばっか、子供じゃないんだから!大丈夫だよ!」
「それにしてはかなり困った顔してたよな。今にも助けて~って泣き出しそうな」
「聖!そんな顔してないから!」
話が盛り上がる3人。
だけどさそんなに盛り上がってるとあの2人が来るよ?
最初のコメントを投稿しよう!