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兵士「おいそこのお前」
ジール「あん」と兵士を睨んだ。
兵士「そこの青年をこちらに渡せ」とジールに要求した。ジールはハヤトに
ジール「おいっ知ってる奴等か?」と聞いた。
ハヤト「知らないよ。ここにきて君たちが最初の人なんだから」と返す
ジール「おいっ、イヤならどうするつもりだ?」と兵士に聞いてみると
シャキーン
兵士は腰から剣を抜いた。
エマ「まじっ?」
兵士「渡たさないなら命の保証はない」と警告してきた。
ジール「おいっエマ。やるぞ」
エマ「えっどうして?渡せばいいじゃない。ハヤトのことを召喚師が探しにきたかもしれないのよ」
ジール「だったらどこかに召喚師が来てるはずじゃないのか?」
エマ「!!」
ジール「それにあの連中は例え渡しても命の保証なさそうだしやるしかないな・・おいっお前はどこか隠れろ、エマ援護よろしく!」
ハヤト「えっ?」
エマ「ハイハイ、いつもこうなんだから」
ジールは兵士達に突っ込みエマは呪文を解きだしハヤトは急いで大きな岩に隠れた。
ジールの武器は短剣だが身のこなしが軽く兵士を葬りながら斬っていった。ジールの背後をとられたらエマの召喚術で援護。エマに敵がくるとジールは直ぐに駆けつけて助けるといったナイスコンビネーションであるとハヤトは見とれていた・・・ハヤトは我にかえり、横をみると弓兵1人がジールに矢を向けていた。ジールはまだ気付いていない。ハヤトは思わず弓兵の方に駆け出し
ハヤト「とりゃ!!」と弓兵に体当たり。弓兵は傾き矢はジールの横を走った。ジールはそれに気付き助けにいった。
ハヤトは起き上がろとした時には弓兵はすでにハヤトの目の前に立っていて弓を捨て剣を持っていた。
ハヤト「やべっ俺ここで死ぬのか」と感じた。
二人は急いでハヤトの方へ向かったがもう弓兵はハヤトに剣を振りかざしていた。
ハヤトは目を閉じ、次の瞬間
ザシュッ!!
弓兵「ぐわぁ」
ドサッ
ハヤトは恐る恐る目を開き見上げたら知らない人が立っていた。
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