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「浮気はいけませんよご主人様」
「なんのことだ」
「白を切るおつもりですか。わたくしは知っておりますよご主人様。貴方が東方より来られたお芋様と一晩を共にした事を!」
「だったらどうした」
「なっ」
「主人の俺が誰と何をしようと勝手だろうが。お前に意見する資格があるとでも?」
「嗚呼嘆かわしい!わたくしという立派な恋人がありながらあんな年増とナニをしようなんて!!」
「いや、嘆かわしいのはお前の頭やし」
「ここで明楽が華麗に参上」
「あぁお嬢様!お嬢様からも何か申し上げて下さい!!」
「そうね。お兄様、確かに浮気はいけない事だわ」
「俺を責めるというのか妹よ」
「そうね。確かにお兄様は受けだわ」
「いや、そういうせめるじゃねーよ」
「だから山みこを崩すような事は私としても避けたい所なのよ」
「お嬢様の言う通りです!!」
「お前は少し黙ろうかファッキンセバス」
「フ…ふぁっくだなんて////」
「うん、もういいわ」
「お兄様。お芋様とやまなどっちが大切なのですか」
「…比べるもんじゃねーよ」
「…どうしてもやまなと仲直りしないとおっしゃるのなら、明楽にも考えがあります」
「……あん?」
「 もう二度とハンバーグを作って差し上げませんわ 」
「さぁ山菜、今夜は寝かせないぞ」
「きゅん…喜んでお付き合いさせていただきますご主人様!」
「…まぁ芋みこも捨て難いんだけどね(ボソッ)」
今日も山みこは健在です
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