「にじり寄る、追い詰める」

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初めて見た時から始まっていた んだろう、多分 女でありながら一族の総統を凜と張り 肥え太った三流貴族など相手にしない女帝 初めて私達の屋敷に来た時も、柔らかい笑みを浮かべながら目は鋭く光っていた まるで一振りの鋼のような人だと思った その刃に、私は射抜かれてしまった
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