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ミント
「敵の狙いは“ナイトウィング”……だけではなさそうですわね」
クレータ
「まさか、アスカ君も……?」
ミント
「“AESシステム”の発動キーがパイロットの持つ何かしらの物なら……」
捜すだろう。血眼になり、草の根分けてでも。このシステムさえあれば、“H.E.I.L.O”は無効化され、こちらはエンジェル達を失うことになる。それはなんとしてでも回避しなければならない。
ミント
「戦争……に、なりますわね。きっと」
カルーア
「あらあらまぁ~……」
のほほんとした呑気な困り声とともに部屋から飛び出してきたのはカルーア・マジョラムだ。
ミモレット
「ご主人様、どうなさいましたですニ?」
黒猫の顔のぬいぐるみのような身体をしたカルーアの使い魔であるミモレットが外出から帰ってくる。ミモレットは主人の困り顔を見て「またやったな」と思いつつ、一応聞いてみる。
カルーア
「それが~……実験用に飼っていた宇宙コウモリが逃げ出してしまったの……」
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