思い出

2/4
前へ
/54ページ
次へ
 まだまだ、まどろんでいたいこの時間。  時刻にして六時。  そう、六時だ。  俺が学校に行くために家をでるのは、朝の八時。  別に未来に希望なんて微塵も持ってすらいないわけだから、もちろんのこと近さでここに決めた。  とは言っても一応は進学校だ。  それもなんで自分が入れたのかわからないくらいに、頭もいいところ。  まぁ、それはいいとして。八時に家をでる俺が何故こんな時間に起きなくてはいけないのか。
/54ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加