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「はぁー…あっつー
まじ死にそう」
「出た伸浩の“まじ死にそう”(笑)
そういえば伸浩、
最近優美とどうなん?」
伸浩の隣に座っていた
瑛[エイ]が思い出したかのような口調でそう言った。
「んー…別に…」
伸浩がそう答えると
瑛の隣に座っていた豪雨[ゴウ]が
ゲラゲラと笑いだした。
「お前その言い方(笑)
まじクール(笑)」
「おい豪雨。
お前伸の事馬鹿にしてんのか?」
「は?なんやねん慈雨[ジウ]。
別にしてへんやろ。」
「してたやろ今。」
「俺にいちゃもんつけんのけ?
やんのか?」
「ちょっと…
慈雨、豪雨、Please stop.
喧嘩は駄目だって。」
「でもシャドーっ!
慈雨が…」
「シャラップ」
ゴスッ
シャドーは豪雨の頭にめがけて
腕を勢いよく振り落とした。
「いって…!!!」
豪雨はあまりの痛さに
自分の頭を抱え
小さくうめき出した。
するとシャドーは
豪雨の背中をさすりながら
「豪雨?僕強くやりすぎた?
Sorry…ごめんね」
と言った。
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