1359人が本棚に入れています
本棚に追加
「なぁ、
そういえば優美って
巧と付き合ってるんじゃなかったっけ？」
ふいに豪雨がそう言った。
「え？ちゃうやろ？
色んな人と遊んでて
巧も遊ばれてる１人なんちゃうん？
本命は他にいるらしいやん。」
豪雨の言葉に少し驚きながら
慈雨はそう言った。
「いや…
なんか最近は遊んでた人皆ふって、巧だけと付き合ってるらしいで。」
「そうなんや！
てか何で豪雨ってそんな情報通なん？」
「慈雨と違って
日頃の行いが良いから。」
「てめっ…！」
「はい、Stop. Don't Fight.」
慈雨と豪雨が喧嘩になる前に
シャドーが止めに入った。
それを見てから
瑛は頭をかいて口を開いた。
「そうなんやー…
でもさ伸浩、
あの女ったらしの巧やし
巧の方から浮気して
優美にフラれるに決まってるって！
チャンス見計らって頑張れ！」
「…さんきゅ。」
伸浩はそれだけ言うと
グランドに寝転がった。
最初のコメントを投稿しよう！