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雨の日に 一滴の雫が落ちた その雫は いつも涙なんか 流さない強い君が 一筋流した涙に 似ていた その涙の訳を 聞いても 君は何でもないって 言って教えて くれなかった それから君は 突然俺の前から いなくなった 君の涙の理由を 知らないまま だから雨の日は嫌いだ 窓の外を見ると 窓に雫がついているから 一雫の涙の訳を 今でも まだ知りたい
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