あの日

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机に肘をつき タバコを片手に前のめりに話しかけた 「散々やなぁいきなり連れてこられて、正直に答えてみぃどうおもったん?」 「正直怖そう... でも笑った顔は良いと思う!」 シンはあたしにそんな事を言った 「あははっ」 あたしはシンの言葉につい笑ってしまった こいつはホントに見たまんまを言う奴だった お世辞もなにもない 二人が戻ってくるとさっきの話を話題にした 二人はあたしより更に笑い シンは困った顔をした 一時間ほどで店を出ると カラオケに向かう あたしは意地悪っぽく知らなそうな曲を歌った でも二人は以外に音楽好きであたしの歌声を聴いてテンションがあがっていた 意外な反応にあたしは二人にリクエストした 歌を歌い出すと止まらない4人だったのだ時間も押していて 無理矢理二時間で切り上げた
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