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──2006年
兵庫県立姫路飾西高校で勃発した『最終飾西戦争』は、首謀者である坂口翔太によって終止符が打たれた。
坂口翔太は、一度死んだはずだった。だが、偶然か必然か、翔太の精神は死の直前に肉体から分離した。
精神のみとなった翔太は、『無』が支配する世界『タカヤマ』へと跳ばされ、一人の死神と出会った。
死神は翔太に力を与え、命を与えた。
死神から神の力を授かった翔太は元の世界に戻り、その力で戦争を終結させた。
世界そのものを消滅させるという、最悪の手段によって。
死神は嘆き、新たな世界を作り出した。
全てが無いことになった三年前、2003年からを作り出したのだ。
時は2003年。
新たな物語は、ここから始まる……!
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