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あの頃の俺たちは、グループが決まったとは言え、まだまだ3人とも歴が浅くて、仕事と言えば雑誌の撮影があるかないかで、バックですらあまり目立つポジションではなかった。
風「あ~あ、
俺らもデビューしたいよなー。」
健「憧れの山田くんの隣にっ!」
岬「ばーか
キャリアが違うよ。(笑)」
風「そうだよなー。
もっと経験積まないとな。」
岬「そうそう。ってことで、
ダンスレッスン行こうぜ?」
健「うん。でも
たくさんダンスあって
覚えるの大変だな~ι」
岬「だから3人で
練習するんだろ?」
風「そうだよ!ナカジ、
この前の曲の振り教えてよ!」
健「あぁ!おっけい☆」
岬「じゃあ行くかっ!」
健風「おぅっ!!」
それでも、俺は楽しかった。3人でいると居心地がよくて、覚えるのが大変なダンスレッスンも、笑顔作りの難しい撮影も頑張った。
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