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あれから数日。
誠は昔のように学校に通っていた。
しかし五十嵐家と東條家以外は誠が休んでいた事を覚えていない。
それに日にちも年も元に戻っていた。
しかしあの時代に行った記憶と、あの時代で着ていた袴と羽織袴だけは残っていた。
「誠ぉはよう!」
「今いくぅ」
「文化祭あっというまやったなぁメイド喫茶とか普通すぎやし、来年はなにやるんかな?」
「なにそれはやすぎ」
笑いが込み上げる。
まさか来年の今日あの人達に会えるなんて想像もつかなかった。
でもそれはまた別の話し。
完
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