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少女の名は五十嵐 誠
“新撰組”好きの母が無理矢理着けた名前。
“誠に美しく生きるように”と願いを込めて。
そんな誠もまた
“新撰組”が好きになった
母から“新撰組”の話を聞いて、彼らの素晴らしい人生に惚れたのだ。
誠は特に
“土方歳三”
に心が揺れた。
農家の四男として生まれる。
生まれる前には父が亡くなり、六歳の頃に母が亡くなり、兄夫婦に引き取られ暮らしたらしい。
その後、いろんな仕事をして行くがどれも長続きはしなかったと言う。
近藤達と出会う前まで薬屋として働き、薬を売りながら道場破りをして近藤達と出会い、近藤が主の試衛館に入門面白可笑しくやったという。
近藤等と共に江戸を離れ京都に行き、幕府を支えるために戦うと決めるが、清川八郎が裏切る。
その後もなかなか幕府に認められなかったが、やっと認められその時に
“新撰組”
が出来た。
“土方歳三”は
“新撰組”鬼副長
として恐れられていたという。
“新撰組”
が結成され一年大事件が起こる
“池田屋事件”
これでは二、三人の隊士の命が奪われ。
沖田総司は病気で血を吐き倒れる。
藤堂平助は額を斬られ重傷。
二時間にもおよぶ戦いは土方が率いる隊士達の助けもあり“新撰組”の勝利として終わる。
土方歳三は近藤が処刑された一年後に射殺されこの世を去った。
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