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「さて!ミート博士の研究は此処で破壊させてもらう!」
「お前なんかにやられるか!このインゲン博士!」
「…い…インゲンだと!?おのれ!私も最も気にしていることを!!!」
やばい…なんかわからんが怒らせてしまった。
こっちは操作にすら慣れてないというのに…、
くそっ!どれが武器なんだ!?っていうかこのコックピット臭っ!!
イカ臭っ!
「アノマロカリス君!右側の黒いボタンを押すんだ!!」
僕は…そんな古代生物みたいな名前じゃない…。
気が付くと博士がブチ破ったシャッターギリギリの場所から
メガホンで叫んでいる。崖なのに…あの親父もよくやるぜ!
直後に足を滑らせて転落していく博士が見えたがイライラしたので無視した。
「チッ!あの男!余計なことを!ならば武器を使われる前にこちらから仕掛けてやる!」
うあ!如何しよう!江頭っぽいのが接近してきた!
でも遅ぇ!凄く遅ぇ!
やれるぞ!これならやれる!僕は神だ!うはははは!!
右の黒いボタンを押すんだ!やれるぞ!
さぁ!ポチッとな!!!
あれ?…何も起きない?
…
よく見ると20個くらいあるんですが…。
「うぁああああああああ!!!!」
もはや押すしかない、只管押すしかない…。
よく見ると紺色のボタンも混じっている…あいつ…嫌がらせか!!!
何か連打しまくってたらバズーカっぽいのが出てきた。
「よし!イカ墨バスーカ発射!!!」
「何ィ!?こちらも初運転だというのになんと卑怯な!」
あいつも初乗りだったのか!?だが勝負の世界に他言は無用
っていうか既にバズーカの引き金引いているし…南無三。
黒い塊がゆっくりと江頭に飛んでいく。
これはもうもらったとしか言いようが無い!
そしてコックピットさっきから無駄にイカ臭い!
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