始まり

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『ここらでいいか…。』 俺は橋の歩道の端に、よいしょっと腰を下ろした。 『眠いな…。とりあえず明日の事は明日考えるか。』 キャリーケースを枕に横になる。 まだ夏の終りで、コンクリートの冷たさがちょうどいい。 酔いもあってか、俺は直ぐに眠りについた。
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