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苦しくて、苦しくて…
でも…一年半以上隠してた思いは…
貴方の思いを知りたくて…
打ち明けてしまいました。
「………っ………」
絶句してた貴方…。
どうしたらいいか分からない顔で…
悲しそうに…笑いました。
「…辛い事言うね…。」
「ごめん…なのです…。」
「…うん…確かに…あいつを抱いてる感覚に陥った事もあった。でも…俺は決めたんだよ…君だけを愛するって。」
嬉しさが…胸を掻き回す。
涙が…伝う…。
康人がむぎゅぅってしながら…口を開きます。
「だからこそ、言えるんだよ?“最愛の人”って。」
「うん……ごめんなさいなのです…ふぇ…。」
「一年半以上…俺達擦れ違っていたんだね…。…ごめん…。」
「ふぇ…。」
康人が…唇を寄せてくるから…僕も寄せる。
ちゅぅ…。
康人が笑いながら、「しょっぱい(笑)」って言う。
なんか…
やっと…本当に彼女になれた気分です。
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