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その時知り合い、付き合い出したのが蓮の母親(今じゃオレのおふくろでもあんだけど)で、完全にオレと親父の見方だったババァも交際には絶賛。
まだ小学生だった蓮を連れて、何度か実家にも遊びに来てた程の公認の仲だったから、その後の流れはとんとん拍子。
離婚成立後、早々に再婚したというワケだ。
『…い、起きろっていー加減に…』
『…いー加減に手ェ出せやボケ』
『…あぁ?💢』
小さい頃から同じ屋根の下で同じ釜のメシ食って、挙げ句の果てに同じモンぶら下げて同じ湯に浸かってきたクセに、何を今更って思う程の超奥手。
告ってきたのはてめぇのクセに、1年経つ今だって夜這いどころかキスのひとつだって仕掛けて来ねぇ。
『もっかいその気にさせてやろーか?あん時みてぇに…』
『間に合ってらァ…💢』
シビレを切らしたオレが酒に酔った勢いで、一度こいつに手ェ出した事がある。
そのまま流れでそういう雰囲気になった時、すっげェ形相でおあずけ食らったのは今でも覚えてる💧
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