8月26日

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とある街外れにある 墓の前に俺は居た 墓には菊地家之墓 と書いてあり 瑠璃の名前が書いてある 線香を立て手を合わせた 「あれから一年経ったんだな、そっちで元気やってんか?」 俺は唇を噛み締め 体を震わせた 「覚えてるか…?、今日俺の誕生日…」 「ミーン ミーン ミーン」 だが俺の声は 嘲笑うかのように 蝉の鳴き声によって 掻き消された 「ごめんな…瑠璃…」 もしあの時、瑠璃を 追いかけていたら 運命は変わってたかも しれない… 「ごめんな守ってやれなくて…」
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