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いつも通りってなんだ…
いつも通りって…
さすがにそこまで貧乏じゃねーよ。
設定酷いなオイ。
「私さぁ、コレで指名取れてんの?」
イマイチパッとしない凡人。
セレブが喜ぶものなんてどこにも持ち合わせているつもりはない。
「何を言っているんだ?お前の客だって環ほど多くないにしろ、ずいぶんと多いだろう。グッズも続々完売しているし、お。たった今、お前の折れて使えなくなった箸が落札された」
「どっから入手した!」
というか箸なんかそんな簡単に折れんのか!?
そして買うなよ気持ち悪い!
もうツッコミ疲れた…
こんなにツッコミ必要なマンガじゃなかったよね?
「…えっと、私って何系?」
とりあえず、今聞かなきゃいけない事を思い付いて聞いてみた。
「なんだナギ、本当に具合が悪いんじゃないのか?」
「え?…ただの再確認です!再確認っ」
「…動物系だ」
…動物系?
「なにその設定…」
「ナギちゃん、ホントに大丈夫ー?」
「…熱はないな」
ハニー先パイが私の顔を覗きこんで、モリ先パイがおでこに手をあてる。
「私、いつもどんな接客してました?」
夢の設定のばかやろう。
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