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「うーんとねぇ~、お客さん相手にいろんな動物さんになってねぇ」
「いろんな動物さん?」
いい加減にしろ設定!
「基本的には、犬と猫のローテーションだな」
「犬?猫?」
「猫は可愛く甘えて」
「犬は主人に忠誠を誓う」
「…猫も犬も意味わかんないんだけど」
…設定が嫌がらせチック。
「お…以前のビデオがあったぞ」
「鏡夜先パイ、それはあなたが撮っていたものでは?」
確認とらなくてもわかるけど。
「次の商品はダイジェストDVDにしようと思ってな。まだ無修正だから見るといい」
「そらどーもです」
早速再生してみよう。犬とか猫って何?
「「僕らも見るー!」」
「え、なんで?ヤだよ」
「なんでだよ!」
「ナギ、なんか冷たくない?」
光と馨はシカトして、ビデオ再生。
『あ、あの…鈴嶺くんっ』
『ナギ、でいいよ。ご主人様』
『あ、えっと…あの!ナギくんは、どんなものがお好きなんですか///』
『…ご主人様。ニコリ』
『あのっ///ナギくっ』
『だぁめ。ご主人、あんまり油断してると、噛みついちゃうよ?』
『な、ナギくんっ///』
…なーにーこーれー
「コレって初接客だよね?」
「ホントだ」
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