★ホストの世界★

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  「あぁ、あの人か」   れんげちゃん。 うん。オタクは耳とか尻尾に弱いよね。私もそうだし。獣耳萌え。   「じゃあ僕、うさちゃんがいいなー」 「それ似合い過ぎると思いますよハニー先パイ」 「ナギちゃんが言うなら本当だね」   なにその基準。   「光と馨は?」 「提案したけど」 「正直、やりたいのはないんだよね」 「じゃあ2人とも猫」 「「ナギと被るじゃん」」 「私がその日犬になればいい」   てかもうこの世界来たくないよ。 次来た時、絶対に動物仮装ディだよ。   「ハルヒはどうする?」 「…着たくない」 「…そんなの私だって同じに決まってんでしょ!?」 「え?そうなの?自分はてっきり…」 「痛い勘違いやめて!?」 「ハルヒは狸がいいんじゃない?」 「似合うと思うよ」 「うるさいな」 「ハルちゃんはリスさんとかどうかなぁ?」 「いいんじゃないですか。モリ先パイは狼でいいですか?」 「あぁ」 「鏡夜先パイはどうするんですか?」 「俺か、俺は遠慮しておこう。ダイジェストDVDの制作で忙しいのでな」   逃げやがったなあの野郎。   「環先パイは…」 「娘が2人同時に反抗期…お父さん失格…」 「環先パイ」 「ナギ?」
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