★ホストの世界★

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  「決まったなら帰ろうよ、ナギ」 「そうだね。後は鏡夜先パイがやってくれるし」 「今日、お一人様一パックのお肉ほしいんだけど、ナギ、一緒に並んでくれない?」 「イイよ。…というか、私ってどこに住んでんの?」 『え…?』   みんながギョッとした目で私を凝視している。 え?だって知らないし! 起きたら放課後だったし!   「鈴嶺グループの令嬢がなにバカな事を言っているんだ?」 「今日のナギちゃんおかしいと思ってたけど、もしかして記憶喪失なの?」 「え?大丈夫?」 「僕らが病院に」 「病院なら、鏡夜の家の」 「モリ先パイナイス!鏡夜、今すぐヘリの手配を」 「大丈夫ですから!ちょ、放してっ!光!馨!」 「「隊長!確保しました」」 「うむ、よくやった」 「遊ぶなバカっ!ハルヒっ、助けっ」 「…ごめん!タイムサービスの時間がっ」 「ハルヒー!?」 「明日、無事で学校で」 「ハルヒー!!」   唯一の頼りも消えた。 友情より今後の食事ですか。 そのまま私は到着したヘリに押し込まれ、病院へ。 もちろん異常はなかった。 のに、強制的に病院お泊まりが決定し、一旦、この世界を離れる事になった。
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