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「今度はどこ…？」
目を開けると、見たことある風景。
「薔薇園？」
ここ…
ブラッドの薔薇園だよね？
またハートの国？
でもなんで、こんなところに？
私、遊園地のベッドで寝たよね？
「おや…珍しいお客さんだな」
「ブラッド！」
「なんだお嬢さん、私を知っているのか？」
「え？…あ、えーと」
「余所者だな？どうしてこんなところにいるんだ？」
「え？起きたら、ここに…」
目が怖いよーブラッドさん。
勝手に薔薇園入っちゃったけどコレは不可抗力です！
「…そうか。屋敷に案内しよう」
「へ？あ、どーも…」
良かった！殺されなかった！
マシンガンとか絶対にやだもんねー。
「お嬢さん、名前は？」
「え？」
「名前だ。キミの名前は何と言うんだ？」
「あぁ。ナギ、鈴嶺ナギです」
「ナギか。良い名だ」
「あ、どーも」
小西さん小西さん小西さん。
なんか久しぶり。
最近アメリカの声ばっか聞いてたし。あ、ヤバい笑いそう。
「…どうかしたのか？」
「はぇっ!?なんで？」
「変な顔になっているぞ？」
「え？そ、そう？」
笑い堪えた顔見られた━━!!
恥ずかし過ぎるよ！
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