†神々の書と13枚の羽根†

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計画は順調に進んでいるかのようだッた。 羽根のDNAと人間のDNAを組み合わせることが嘘のようにうまくいき、1th~13thと番号が振られた13個のカプセルの培養液の中で想像の通りの姿をした天使が息をしていた。 日本とロシアの学者達はその事実を発表しようと世界中の学者を集めようと計画した。 これで神々の書の解読に、世界の謎の究明に1歩近づいたと確信していたのである。 ところが事件はある日突然起きる。 13個あッたうちの2つのカプセルが突然光を放ち、残りの11個もそれに共鳴するかのごとく次々と光りだした。 その瞬間学者達スタッフ358名、研究所5つ、工場2つは跡形もなく消滅した。 研究所はロシアにあッたので日本に直接被害はなかッたものの、ロシア国の領土45分の1は地図から抹消された。 これが後に語り継がれる『聖なる消滅(ホーリーブレイク)』である。
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