プロローグ

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そんな事を言ってる間に時間は7時30分から7時45分に進んでやがる! 学校は8時30分を超えたら遅刻 ヤバい、まずは飯の準備! 冷蔵庫からおかずを… 「…これだけ?」 『そうですよ~』 「水亀、黙れ!」 冷蔵庫の中にあった皿には、今日作ったであろう玉子焼きと、昨日の晩飯の残りの鮭の切り身が一つ 「…ちくしょう、仕方ねぇ!」 俺はそれをレンジの中に入れる。 暖める時間は… 『一分三十秒』 「ナイス水亀!」 暖める時間を言われた指摘された通りに一分三十秒に設定し、暖め開始。 そして、暖めと同時進行で、 「次は…着替え!」 よし、このまま順調に行けばギリギリ間に合うかもしれない! 『祐介、今のうちに簡単な紹介だけすませて良いですか?』 「任せる!」 『了解!それではここで、簡単な紹介やら説明やらを』 今、慌てて朝食の準備、学校の教科調べ、着替え、寝癖直しを焦って行っている彼は西山祐介(にしやまゆうすけ)16歳の高校一年生 状況は…見てもらえれば分かりますね。
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