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さて、時は進み今は昼休み。
今、俺は購買にパンを買いに来てる。
腹に溜まりそうなパンを適当に選び、俺は屋上を目指す。
事の発端はグッチーの、「たまには屋上でみんなで昼飯食おうぜ!」って一言で始まった。
この学校の屋上は昼休みのみ、利用したい生徒が先生の許可を得て利用する事ができる。
まぁ、事故などが起こらないために先生一名以上の監視が必要なのだが…
屋上が使えるならそれくらいは問題ない。
やましいことがあるわけでもないしな。
「まぁ屋上が使えるようになったのは水亀のおかげなんだけどな」
『そのとうりです!僕がここの学校の情報を書き換えることが出来たからあなたの望みどうり、屋上の使える学校が作れたわけです』
「その事に関しては、サンキューな」
『いえいえ、あんな事があった後ですし、これくらいはお安い御用ですよ』
「それの原因もお前だけどな」
そんな会話を、この人通りの少ない廊下で水亀と繰り広げていたとき、不意にケータイが鳴った。
「もしもし?」
『おい祐介、早く来い!メンバーはもうとっくの昔にみんなそろってるぞ!早く来るように!以上!』
…
「…水亀?」
『れっつごーですよ、祐介』
「やっぱりお前か…」
こうして俺は、とっとと屋上に向かうことにした。
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