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「んー……、イテッ!?」
ソファーから転げ落ちて目が覚めた
あれ?
「俺、いつの間に寝てたんだ?」
体を起こして頭をガシガシと掻きながら
まだ覚醒しきってない脳内を回転させて昨夜のことを思い出す
中丸たちが帰ったとこは覚えてる
んで、飲み残しのワインを亀と空けて…
そのあとだ…
「そのあとの記憶がねぇ…」
どうやら、俺はそのまま寝てしまったらしい
リビングを見渡せばすっかり綺麗に片付けられてて
俺にはご丁寧にも毛布が掛けられていた
「何から何まできっちりだな」
でも、それがあいつの性格だから
「つーか、今何時だ?」
見上げた先にある時計が指していた時刻
「まだ、6時半じゃねーかよ…」
まだ、寝れんじゃん
とか呟いて再びソファーに寝そべる
「ふぁあ~…」
きっと亀はベッドで寝てるだろう
ホントはベッドに入って二度寝をしようかと思った
だけど、俺がベッドに入ってって亀を起こしたくはないから
ここで二度寝することにしたのだった
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