4th Day

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『………ん、……じ…ん』 誰かが俺を呼んでいる 誰だ? 『仁…』 だんだんはっきりとしてくるシルエット あぁ、亀だ 「かぁめ~」 本能のままに目の前の亀に抱きついた 例え夢でも俺には至福のひととき 「ムフフ、かめぇ~」 『気色悪いから離れろ!バカ西!!』 「ぎゃっ!!」 スパンッと頭を叩かれ一気に目が覚めた 「……あれ?何でこんな格好になってんの?」 「それは俺が聞きたいわっ!」 いや、本能って恐ろしいっすね 無意識にこんなことしてんだから え? 何がって? 今の状態を見たら分かるはず 亀が俺の下敷きになって 俺がそれに覆い被さってるわけで… そう、今俺 亀を押し倒しちゃってるんすよ←
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