1人が本棚に入れています
本棚に追加
嘆き
悪戯に生きる人
虚しく声を発して 煩く囀る
歩く姿 振り向く姿
ミンナ目に残るけど
どれも霞んで 靄の様に消える
手の届かない背中
貴方は何処にいるの もう見えない
追って行くも 迷って果てても
道に終わりはなくて
着いた先は 死の境界線
叫びたいけど 叫べない
歌いたいけど 歌えない
笑顔を奪った全てが憎くて
私に愛想を尽かさせるの
好きだったよ
でも 手の届かないところに行った貴方は
もう私の知らない人
ねぇもう一度だけ
裾を握らせて
『ア・イ・シ・テ・ル』と言わせて
最初のコメントを投稿しよう!