4人が本棚に入れています
本棚に追加
『ただいま!』
ガラッとドアが開いた。
『えっ・・・?この声!』れいみが玄関に行くとそこには、実の母親がいた。
『何だ・・・あんたまだ生きてたの?どうせあの坊やも生きてるんでしょ?』
母親は、育児放棄・・・子供嫌いの性格で自分の子供を殺そうと手をかけたまでの悪女だ。
『出ていって・・・何で帰ってきたの!?』
れいみが叫ぶと母親は、ニヤっと笑いながらこう言った。
『何でって・・・お金を取りに決まってるじゃない!』
『それは!・・・私達のお金であんたのじゃない!』れいみは、必死に母親につかみ掛かったが相手は、やはり大人の力・・・
まだ子供のれいみには、かなわなかった。
お金を奪い逃走した母親の事を帰ってきた父親に話した。
『・・・わかった。警察に連絡しよう。』
最初のコメントを投稿しよう!