呪4魂『守れなかった無念』

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呪4魂『守れなかった無念』

『才野仁・・・これでいいのですょ・・・ハァハァ・・・。』 1959年8月31日の流れ星がたくさん流れた夜唐木才野仁は、命よりも大切な人・・・大好きだった妻をナイフで刺した。 『すまない・・・莉子・・・すぐに私も逝くからな・・・!』 莉子は、涙をスーと流しながら息を引き取った。 『・・・私が借金を作ったせいで・・・妻と・・・死ぬ・・・ぅぅぅ・・・』 才野仁は、この年坂野と言う才野仁と同じ工場で働いていた同僚に金銭問題で騙され借金をしてしまい妻と二人で死ぬ決意をしていた。 『許せ・・・!龍・・・!』 二人には、まだ二歳の子供がいたのだが二歳の子供を児童施設に預けたままだった。親の無惨な死に様をまだ二歳の龍に見せなくないと思い児童施設に預けてる間に死ぬ予定だった。 『さらばだ・・・龍!』 才野仁は、ナイフを喉元に刺し息を引き取った・・・あの世に行ってからは、莉子と同じく天国へ行かず龍への償いをするために黄泉について行こうと決意した・・・。 だが・・・この時すでに地獄少年が誰なのか決まっていたのだ・・・。 予告 呪5魂『地獄少年現る』
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