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呪5魂『地獄少年現る(後編)』
『俺の・・・息子かもしれねぇからな・・・。』
才野仁がひざをついて涙を流しながら過去を話出した。
『まさか・・・本当に倉敷龍が才野仁の息子・・・なの!?』
えいりが腰をぬかしたようにしゃがみ込んだ。
『それは、調べてみないとわからねーんだろ?なっ?お嬢さん?』
太一がパソコンの電源を切りながら黄泉に言うと黄泉は、一枚の瓶を取り出すと才野仁に振り掛けた。
『わっ!お・お嬢さん・・・?』
『お守りの塩水・・・きっと才野仁さんを守ってくれるよ。』
才野仁は、黄泉の顔を見て深くお辞儀をすると外へと走って行った。
『待ってよ!才野仁!私も行くよ!』
えいりが才野仁の後ろを追いかけて行った。
『・・・いいのかぃ?お嬢さん・・・?』
太一が髪を整えながら黄泉に言うと黄泉は、一枚の写真をタンスから取り出してきた。
『才野仁さんと龍君の写真・・・幸せそうでしょ?』黄泉の言葉にふぅとため息をついた太一であった。
予告
呪6魂『倉敷龍の過去』
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