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中に入ると、お昼過ぎとあって店内は、大盛況だった。
ハサウェイは、ティアを連れて酒場の隅に移動した。
「で、ティア。
先程のかくかくしかじかを説明して貰っても宜しいですか?」
店内が大盛況ということもあって、早く手伝わなければいけないと思い、ハサウェイはいつもより早口で喋った。
ティアも、ハサウェイにつられて早口で喋った。
「実は、今日からこちらの戦士の空騒ぎ亭にお世話になることになってるんです。
ハサウェイ君はどうしてここに?」
ティアはハサウェイが現れてから、ずっと気になっていたことを聞いてみた。
「そういうことですか、なるほど。
あぁ、僕ですか?
僕もここにお世話になっているんですよ。
それにしても珍しいですね、学校の寮に入らないなんて……」
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