13年後のクレヨンしんちゃん
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自転車のかごが一回り大きくなる。 くるりとまわると、しんちゃんが今度は、真っ白なシャツを着ていた。 自転車も、新しくなっている。 もうよたよたしていない。スピードも、速い。 そういえば、よくお母さんに怒られた時、 ナイショだぞって僕を、こっそりフトンの中に入れてくれたよね。 もちろん、次の日にはお母さんに怒られるんだけど、それでもやめなかった。 二人だけのヒミツがあった、きらきらまぶしい、夏。
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