13年後のクレヨンしんちゃん

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そう言いながらこちらをのぞきこんでくる顔は、しんちゃんに似ていて。 やっぱり兄弟なんだな、と思う。 「ほら、ご飯。」 ひまわりちゃんは、片手で僕のおでこをなでながら、もう片方の手でおわんを振って見せる。山盛りのドッグフード。まん丸な目のひまわりちゃん。 あんまり興味のないごはん。困った顔のひまわりちゃん。 僕は、それをかわるがわる見ながら、迷ってしまう。 お腹は減っていない。 でも食べなければひまわりちゃんはもっと困った顔をするだろう。 でもお腹は減っていない。 ひまわりちゃんは、悲しそうな顔になって、僕の目の前にごはんを置いた。
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