00 プロローグ

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………え、信じられないって??まぁ、それはそうか。 んじゃ、ちょっとその時の事を話すとしようか。 俺の願いを叶えてくれたヤツは「自分は魔神だ」などと名乗りやがった。外見はアラ○ンと魔法のラ○プに出てくるヤツを想像してくれればいい、実際にそんな感じだったしな。 『イヤぁ~~感謝しますヨ!! コレでワタシの呪いは解けマシタ~。コレで晴れて自由の身デ~~ス!』 なんでもコイツは昔、しでかした悪さの罰で、 『千年かけて一億人の願いを叶えなければならない程度の呪い』というのを掛けられたそうだ。 んでどうも俺がそのラスト一人だったらしい。 「なるほど、んでさっきの俺の願いを叶えて終了か。それはよかったじゃないか。」 そう言い立ち去ろうとした俺だったのだが…問題はここからだった
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