20人が本棚に入れています
本棚に追加
「財前おるー?」
教室内に俺の大好きな声が響き渡った
「何スか、先輩?」
俺がそう言うと先輩は俺を手招きして呼んだ
「なぁ、今日テニス部休みやろ?」
「そーっスけど....
それがどうかしたんスか?」
先輩からこないなこと聞いてくるっちゅーことは期待してええんか、俺?
「あんな?
放課後買いモンに付き合ってほしいんやけど....」
「スタバ奢ってくれるならえーッスよ」
素直や無い俺はこんなこと言ってまうけど....
「スタバー?
自分、か弱い乙女に奢らせんなや」
「は、か弱い乙女なんてどけにおんねん」
「あんたの目の前におるやろ」
「先輩がか弱い乙女なら、この世の女みんなか弱い乙女になってしまうわ」
「はぁ?お前最悪やんけ」
「で?
スタバ奢ってくれるんスか?」
「....しゃーないなぁ
放課後、校門な」
「了解ッスー」
そーして、俺は今日も可愛げの無い後輩を演じる
えんど
ぐだぐだだし、関西弁無理っちゅー話や←
スタバ思いついたのは、植原サン家の卓也くんより←
最初のコメントを投稿しよう!