水戸黄門

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風車の弥七… 超クール。冷静でダンディー。 彼はまさに真の漢だろう。 彼の特徴は風車の攻撃。 敵が銃や弓を使って来た時に、その敵の腕に容赦無く突き刺す。 そのコントロール精度は、アンパンマンのバタ子さんの顔を投擲する時のコントロール精度に、勝るとも劣らない。 しかし、疑問点が一つ… 弥七は、捜査で得た事を紙に書き、それを矢に結び、黄門様に伝える場面がある。 矢の刺さった入射角からは、黄門様と同等の高さから発射されたコトが推測出来る。 わざわざ風車を投げて届ける必要はあるのか? もし黄門様が宿の2階をアジトにしていた場合(そのケースが多い)、弥七はわざわざ近くの屋敷の2階か、屋根に登って投げている事になる。 (入射角の理論から) 非常に無駄な時間である。 近くの地面から投げたらあの角度では入らないから、遠くから投げたのだろうと、反駁の余地はある。 遠くから投げ、最も高い位置にアジトがあれば入射角の説明がつくからだ。 確かに、それなら時間短縮にも繋がり、合理的であるように聞こえる。 しかし、遠くから投げれば命中精度に難が出るだろう。 野球選手がボールを投げて狙っても無理があるのに、それを風車で狙うなどほぼ無理だ。 仮にも天下の御老公がおられる。 直撃すれば、弥七の命は無い。 それらを考慮すれば、弥七はやはり、近くの家の屋根の上から狙っているのだろうと推測出来る。 弥七は苦労人だな。 クールなイメージが、格好つけたがりなお茶目なオッサンに変わった。 内容はあくまで妄想ですよ。
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